資料名:鹿児島銀行本店別館
かごしまぎんこうほんてんべっかん
分類:文化財-登録文化財
制作年:1918 20世紀 大正
地域:金生町
所管:株式会社鹿児島銀行
キーワード:登録文化財 建造物 鉄筋コンクリート造 ルネッサンス建築 第百四十七国立銀行 鹿児島興業銀行
解説:
鹿児島銀行本店別館は,大正7年(1918)竣工(しゅんこう)した,ルネッサンス風建築物である。
玄関の1階から2階に貫通するイオニア式オーダーは重厚感(じゅうこうかん)を醸(かも)す。
営業室の床は英国製モザイクタイル張り,柱,階段手摺(てすり)は大理石張り,天井の高さも非常に高く,外壁は花崗岩(かこうがん)張りである。
2階の貴賓室(きひんしつ)は寄木(よせぎ)張りで天井は繰形彫刻がみられるなど,当時の工匠の技の確かさが表れている。
平成19年(2007),国の有形文化財(建造物)に登録された。