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資料詳細

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裸婦青衣
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資料名:裸婦青衣
ラフセイイ

作者:藤島武二 フジシマタケジ
1867~1943 (慶応3年~昭和18年)

分類:美術品-水彩・素描
制作年:1933  20世紀前期  昭和
所管:鹿児島市立美術館
キーワード:文化勲章 帝展 白馬会 人物 裸婦 女性

作品名(総称):裸婦青衣
材質・形状・技法:パステル・紙
形状(縦・高さ):34cm
形状(横):27cm
箱書・サイン等:右下に印
収集年月日:1955/4/6

解説:
パステルは上質の色チョークで、画面への固着力の弱い顔料である。しかし、絵心の動くまま、即座に使え、発色がよく、軽くて荷物にもならない。そういう訳で、1933年と35年の二回にわたって台湾へ旅行した作者もこれを携行し、何点かの作品を残している。ずれ落ちそうな青衣とそれを抑える腕の傾きをそのまま、脇の椅子にかけた衣物、それから裸婦の背後の色の帯へと、らせん状にまわして全体をまとめている。唇、乳首、スリッパなどに配された控えめなピンクが、落ち着いた華やぎを生んでいる。